天気予報を見ると「降水量1mm」の雨予報。
僕の場合は野球が好きなので、よく試合開始前に天気予報を確認するのですが降水量が1mmになっていることは結構あります。
じゃあ降水量1mmってどんな雨なのか?
日常生活やスポーツ、レジャーなどにどのような影響があるのか?を実際に降水量1mmの雨が降っている動画などを交えながら紹介していきたいと思います。
降水量1mmの雨ってどれぐらいなの?まずは動画でチェック!
大豪雨とかの動画ってたくさんあるんですけど、降水量1mmって微妙な雨量だからなのか?動画も結構少なかったです。
そんな中で見つけた「降水量1mmの動画」を紹介したいと思います。
まずは、降水量1mmまさかの3時間動画です。(笑)
どうやら雨音にはヒーリング効果があるみたいですね。
続いては海外の降水量1mmの動画です。
オークランドでは降水量1mmでも洪水と呼ぶみたいなタイトルの動画ですが、イメージよりも雨が降っている感じがします。
最後の降水量1mm動画はこれ。
音もなく早送りでどれだけ降っているかわかりにくいのですが、自分の中の降水量1mmのイメージには最も近い雰囲気です。
そんなことよりも驚いたのが、降水量1mmの動画を探しまくって辿り着いたこの動画。
なんと僕が初めての視聴者だったことです(笑)
降水量1mmを言葉で解説
降水量1mmの動画を見て貰いましたが、じゃあ実際に降水量1mmってどんな感じなのか?言葉でも解説していきたいと思います。
「降水量=雨がその場で溜まった際の水の深さ」になります。
つまり、降水量1mmの雨を容器に1時間溜めると1mmの高さまで溜まります。
しかし、実際には降った雨がそのまま溜まる場所は限られます。
多くの場所では降った雨は流されていくので降水量1mmとは、確実に雨が降っていると認識できるぐらいの雨で地面やアスファルトがしっとりと濡れるレベルです。
また、傘を差さなくても我慢できる程度なので街中を見ると傘を差している人とそうでない人が分かれるぐらいの雨になります。
これが降水量2mmになるとほとんどの人が傘を差すイメージです。
ただ、気象庁の発表する降水量は小数点を切り捨てるので1.9mmの雨でも降水量1mmとして発表されるのでそこには多少の感覚の違いが生まれる余地もあると言えるでしょう。
この降水量はどのように測定しているか?というと、メスシリンダーのような容器に溜めるのではなく、「転倒ます」と呼ばれる水をためては流す“ししおどしシステム”が全国のアメダスAMeDAS;Automated Meteorological Data Acquisition System;地域気象観測システム)で使われています。
降水量1mmが日常生活に与える影響
まずは、降水量1mmが日常生活に与える影響から紹介していきましょう。
降水量1mmは傘必要?
これは先程も少し触れましたが、降水量1mmだと傘を差す人と差さない人に分かれます。
ただ、雨が降っているとハッキリ認識できるレベルなので濡れたくない人は傘を持つべきです。
近くの外出で多少濡れても平気と考えるのであれば傘を持たなくても大丈夫だと思います。
降水量1mmで自転車乗ったらどうなる?
自転車に乗っている時間にもよりますが、降水量1mmの中で10分程自転車に乗るとインナーのシャツまで少し湿った感じになるぐらい濡れます。
また、短い時間でも地面はしっかりと濡れていてマンホールなどは滑りやすくなっているので注意して運転しましょう。
ちなみに、自転車の傘さし運転は道路交通法で禁じられているNG行為です。
傘立てハンドルと呼ばれる専用の固定具を付けて両手で運転できる便利グッズもありますが、これも都道府県によっては道路交通規則で禁止されているケースもあるようです。
自転車の場合は視界が確保できるバイザー付きのレインウェアがおすすめです。
降水量1mmでバイクは乗れる?
バイクは乗れます。ただ、濡れます。(笑)
昔ピザ屋のデリバリーをやっていて、しっかりと降水量を測っていたわけではありませんが、おそらく短時間なら背中とかは濡れないレベルだと思います。
ただ、自転車もバイクも歩きと比較して全体は濡れないけど顔面とか体の前面は予想以上にビチャビチャになりますね。(笑)
あと濡れるうんぬんよりも雨の日にバイク乗る時はマンホールの蓋に要注意!
降水量1mmだとそこまで濡れませんが、雨の日にバイクに乗る時に持ってると便利なのがマイクロセームタオルです。
雨の日にバイクで出掛けるとかなり濡れますが、タオルでは限界があります。
でも、マイクロセームタオルなら水を吸っても絞れば、また水を吸ってくれるので無限に体やバイクを拭くことができます。
降水量1mmがスポーツに与える影響
次は、スポーツに与える影響について紹介していきましょう。
野球
基本的には降水量1mmでも野球は開催されます。
“基本的には”と言うのは、長く降り続いていた雨が止んできて降水量1mmになったパターンと、降り始めが降水量1mmのパターンによってグラウンドコンディションが変わってくるからです。
後者の場合は普通に開催されると思いますが、前者の場合は中止になることもあるでしょう。
また、現地観戦する時はポンチョなど雨具を持って行ったほうが良いです。
それと、ゴミ袋を持っていくと雨で濡らしたくない荷物を収納できる上に突然の大雨や後ろの席からの飲み物滝被害も防げます。
試合が終わったら今度はゴミを入れて捨てるだけなので重宝します。
ゴルフ
降水量1mmならゴルフをするのに特に支障はありません。
地面が軽く濡れる程度なのでプレーへの影響もないでしょう。
傘に関しては濡れるのが嫌なら用意するべきですが、これぐらいの雨だとむしろ傘を持ち歩くほうが不快に感じる場合もあると思います。
降水量1mmのゴルフ動画はなかったのですが、予報で2mm~4mmのゴルフ動画があったので参考までに。
テニス
テニスは降水量1mmだと主催者によって開催判断が分かれるようです。
また、テニスの場合はコートサーフェスの違いによって雨から受ける影響が変わってくるのでより判断が難しいと言えるでしょう。
・クレーコート・・・多少の雨ならできるが、ぬかるみができたら中止
・ハードコート・・・滑りやすいので雨が降り出したらすぐ中止になることも。
運動会
運動会はかなり微妙なところです。
判断は校長先生とか園長先生とか理事長になってくると思います。
ただどちらかと言えば、降水量1mmでも中止になる可能性が高いでしょう。
なぜならこれまで紹介してきたようなスポーツと違って、グラウンド整備も先生達がやるかやらないかレベルでしょうし、子供の体調への影響なども考慮をすると無難に中止にしたほうがいいって結論に至りやすいような気がするからです。
曇り予報でところどころにわか雨みたいな予報での降水量1mmだと開催される可能性もあるでしょう。
降水量1mmがレジャーに与える影響
最後に降水量1mmがレジャーに与える影響について紹介していきましょう。
ディズニーランド
雨がディズニーランドに与える影響と言えば、大きく二つあって、アトラクションとパレードへの影響ですね。
パレード自体は降水量1mmぐらいでも行われますが、内容が多少変わってくることもあるようです。雨の日限定のミニパレードなんてのもあります。
また、パレードの場合は雨だけでなく風の影響も受けるので降水量1mmでも風が強い場合には最悪中止になることも考えられます。
アトラクションも同様で降水量1mmの雨だけだったら特に影響はありませんが、風が強いと休止や一時休止になるアトラクションもあるでしょう。
ディズニーランドに関しては、アトラクション目的で行く場合、雨の日は人が少なくなるので降水量1mmぐらいであれば逆に狙い目という人もいます。
富士急ハイランド
富士急ハイランドは他の遊園地よりも天候悪化の悪影響が大きい遊園地と言えます。
特に「FUJIYAMA」「ド・ドドンパ」「ええじゃないか」「高飛車」の4大コースターと呼ばれる人気アトラクションが運休となる原因の一番は雨です。
なぜなら雨でレールが濡れることで、ブレーキが滑ったり、規定値以上のスピードが出たりするので雨の強さではなくレールが濡れるという状況がアウトになります。
明確な基準は発表されていませんが、4大コースターによって雨の影響は多少変わってきて調べた情報だとこんな感じになります。
「ド・ドドンパ」⇒一番雨に弱い
「ええじゃないか」⇒次に雨に弱い
【降水量2mmだと休止になる】
「FUJIYAMA」⇒雨には割と強いけど風にはかなり弱い
「高飛車」⇒4つの中では比較的雨にも風にも強い
降水量1mmが降ってきたからすぐに休止ということはありませんが、前日から雨が降っていて当日は降っていないけどレールが濡れていて休止になることもあります。
釣り
風がほとんどなければ降水量1mmの雨が釣りに与える影響はほとんどありません。
ただ地面はぬかるんでいるので岩場などの不安定な場所は避けるか、フィッシングブーツのような滑りにくい靴を履いて出掛けたほうがいいでしょう。
登山
登山の場合は標高によって影響が変わってくるらしく、下のほうは雲の中みたいな感じでも登れば登るほどびっしょり濡れてしまうみたいです。
地上だと降水量1mmの場合は傘を差さない人もいたりしますが、登山の場合はレインウェアを着ていないと水滴が体にまとわりついてかなりの不快感を覚えるでしょう。
キャンプ
キャンプ好きの人のブログなどを見ると、降水量1mmだと特に問題なしで決行!と考える人が多く、降水量だけでなく、どれぐらいの時間雨が降り続けるのか?に注視している人が多いようです。
なぜなら、降り続けることで山の斜面が脆くなったり、川が増水したりといった悪影響が出てくるからです。
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