つい先日、我が家の食卓にお好み焼きが並ぶことがありました。
元々粉ものが好きで、久しぶりに出てきたこともあってテンションが上がります。
娘と一緒に「いただきます!」と、お好み焼きを箸で取り分けようとしたのですが、ふと頭にある疑問が浮かびます。
「んっ、これちゃんと火通ってるか?」と。
なぜか?と言えば、日本テレビの世界仰天ニュースで生焼けのお好み焼きを食べた人がとんでもない腹痛に襲われるみたいな内容が頭の片隅に浮かんだからです。
多分、その番組を見ていなかったら気にせず食べていましたが、ただ見てしまった以上、目の前にある少しべちゃべちゃ感のあるお好み焼きにちゃんと火が通っているのか気になってしまう。
さらに難しい問題が・・・。
自分で作ったお好み焼きであれば、大丈夫か?と疑問に思えばすぐにでも温め直すのだが、奥さんが作ったお好み焼きにそんなことをする勇気はない。(笑)
しかし、娘も同じ物を食べようとしている。
そこで、事を穏便に済ませるために得意の検索技術を使って調べてみました。
・お好み焼きの生焼けを食べても大丈夫と判断する基準はどんな感じなのか?
すでに、生焼けっぽいお好み焼きを食べてしまった人もいるかもしれないので、先に結論を。
食べてから5時間以上経って腹痛や下痢の症状がなければ安心です!
その理由や生焼けの判断基準など詳しく知りたい方は読み進めてくださいね!
生焼けのお好み焼きを食べた!腹痛や下痢は何時間後に襲ってくる?
まずは、生焼けのお好み焼きを食べて、そのお好み焼きが危険なレベルの生焼けだった場合に食べてから何時間後に腹痛や下痢が襲ってくるのか?調べてみました。
食べてから5時間以上経っても変化がなければ大丈夫
生焼けのお好み焼きを食べてしまった場合、食べた物が胃の中に滞在する時間は、平均で2~3時間。
消化が遅いものだと約5時間滞留すると言われています。
食べ物が胃に留まる時間は、食べた物の性質によって変化しますが、通常は食後10分ほどで胃の内容物が小腸に運ばれはじめます。 消化の早い食べ物で約1時間、遅い食べ物では約5時間の滞留時間があるとされています。 一般的に日本人が摂取する多くの食べ物は、約2~3時間で小腸へ送られるようです。
なので、生焼けのお好み焼きを食べてしまった!という場合でも、食べてから5時間以上経っても特に変化がない場合は問題なしと判断しても大丈夫でしょう。
生焼けのお好み焼きで腹痛や下痢になる理由
なぜ生焼けのお好み焼きを食べると腹痛や下痢の症状が出たり、場合によっては命の危険があるのでしょうか?
仰天ニュースのサイトから引用させてもらいました。
小麦粉は、アミラーゼインヒビターという毒性タンパク質を持っており、これは十分に加熱しないと消えない。
アミラーゼインヒビターは我々の持っているアミラーゼという分解酵素の働きを無くしてしまうためそしてこの毒性タンパク質は、デンプンを糖に変えるアミラーゼの働きをなくす。
デンプンが体の中で十分に分解されずそのまま腸へ。
こうなると体は、なんとか外に出そうと腹痛や下痢を引き起こす。しかしそのまま体外に出せず残ってしまうと、最悪の場合、腸閉塞になり死に至る可能性があるという。
引用:実は危険な粉物の真実!
お好み焼きの生焼けはどんな感じ?判断基準や方法は?
調べてみると、お好み焼きが生焼けかどうか判断するにはいくつか方法があるみたいです。
竹串判断法
竹串をお好み焼きに刺して判断するのが一般的みたいです。
お好み焼きが生焼けだと、刺した竹串がどんな感じになるか?
・刺した竹串を触った時に熱を感じない
こんな感じになっていると、そのお好み焼きは生焼けである可能性が高いです。
ちなみに我が家でもこの方法で判断しました。
しかし、竹串なんかどこにあるのかわからないし、奥さんに疑われる可能性があったので何食わぬ顔で箸をお好み焼きの中心近辺に刺してチェックしました。
そして、実際にこの判断方法でクリアした生焼け風お好み焼きを食べましたが大丈夫でした。(笑)
見た目で判断法
お好み焼きの見た目で判断するって人もいるようです。
ただ僕から言わせてもらえば、見た感じで大丈夫か?自信がなくて調べるわけなので見た目で判断できたらこんな苦労しないと思うのですが、一応紹介しときます。
・外はパリパリだけど切ると中がべちゃべちゃ
・中のキャベツがしんなりしている
このような見た目の特徴を持つお好み焼きは、生焼けの可能性が高いようです。
ツイッターで「お好み焼き 生焼け」と画像検索をして見た目の判断スキルを鍛えようと思ったのですが、切ってないお好み焼きが多くて見た目で判断するのはやっぱり難しいですね。
パワーに満ち満ちたお好み焼き(生焼け pic.twitter.com/wLVjs5ZZg2
— とらうとおじさん (@XS3uv0Tj9TWUEaj) June 16, 2020
お好み焼き、生焼けであった pic.twitter.com/8WFkwCQ5lK
— シンタニ (@wagashintani) September 15, 2014
某お好み焼き屋で人生でもワーストに入るまずいお好み焼き食わされた
生焼けはないわぁー
4分の1でギブアップ pic.twitter.com/RH7XUhOvh0
— おっこん アンパイア荒田 東京ドーム 水道橋 広島お好み焼き プロレスレフリー プロレスマスク職人 (@youkiokkon) June 26, 2017
ツイッターを見ていて思ったのですが、「お好み焼き食べた~!生焼けだったけど!」みたいな人も結構たくさんいるようです。
よくよく考えてみると、自分も仰天ニュースの印象が強く残っていたのと、子供と一緒に食べる展開だったので食べる前に生焼けかどうか気になったのですが、おそらく子供がいなければ多少生焼けだと思っても食べていたと思います。
生焼けのお好み焼きは電子レンジで温めるのがおすすめ
もし、お好み焼きの生焼け判断法で生焼けが疑われる場合は、お好み焼きを温め直しましょう。
焼き直しの方法はオーブントースターやホットプレートで温めることもできますが、電子レンジが一番身近で手軽だと思います。
お好み焼きを電子レンジで温め直す場合は、まずラップをお好み焼きに軽く乗せて1分ごとに火の入り具合を竹串で判断しながら大丈夫だと思えるレベルまで加熱していくのがおすすめです。
まとめ
そんなこんなで、もしお好み焼きが生焼けかどうか迷ったら竹串やお箸をお好み焼きに刺して食べても大丈夫か判断するのが一番です。
仰天ニュースの記事を見ると、単純に焼き時間が短いから生焼けになるわけではなく、生地作りに使った水分量によって火の通り具合は全然違ってくるので焼き時間だけではなく水分量にも注目したいところですね。
特に生地に山芋などを混ぜたりする場合は焼き時間が盲点になることも!
調理段階で言えば、小麦粉は90度以上で加熱すれば安全ラインのようです。
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