アバンタイムや安定型ハイドロキノンの発がん性や副作用は大丈夫?

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アバンタイム トーンショットクリームは、市販のドラッグストアでも購入できるハイドロキノン配合化粧品として人気でアットコスメの評価でも星5つ以上と高評価になっています。

その一方で、ハイドロキノンの発がん性など、副作用について気になっている人も多いのではないでしょうか?

この記事では、アバンタイム トーンショットクリームに配合されている安定型ハイドロキノンの発がん性や副作用について調べてみました。

そもそもハイドロキノンの発がん性って何?

ネットで度々話題になっているのがハイドロキノンの発がん性です。

日本では2001年薬事法の規制緩和によってハイドロキノンを化粧品成分として配合できるようになりましたが、その一方で動物実験で発がん性が指摘されるなどしているためヨーロッパやアメリカの一部の州では使用が禁止されている地域もあります。

詳しい実験内容や国内での有害評価書などは下記の記事で紹介しています。

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ハイドロキノン関連の記事を見ると、医師が監修しているはずのクリニックのホームページでも「動物実験で5%濃度のハイドロキノンで発がん性が確認された」と書いているのですが、ソースや論文を掲載しているサイトは非常に少ないです。

また、たまに「2%以上のハイドロキノンは市販の化粧品には配合できず、皮膚科医の処方が必要になります。」なんて書いてある病院のホームページがありますが、2%以上の濃度のハイドロキノンが化粧品に配合できないのはアメリカの話で、日本では化粧品に配合できるハイドロキノンの濃度は現在のところ規制されていません。

(市販品で5%以上の濃度のハイドロキノンが販売されているのが証拠)

ハムやソーセージなどの加工肉に「発がん性が認められる」と評価されたことが話題になりましたが、ハイドロキノンに関してもそのレベルだと個人的には感じています。

動物実験でもハイドロキノンを“経口摂取”した結果ですからね。
もちろん、それでも不安な人はハイドロキノンの使用は全くおすすめしません。

アバンタイムの安定型ハイドロキノンの発がん性は大丈夫?

では、話を戻してアバンタイム トーンショットクリームの発がん性についてですが、アバンタイムに使われているハイドロキノンは“安定型ハイドロキノン”になります。

安定型ハイドロキノンは純ハイドロキノンに美容成分を加えたものなのでハイドロキノンの純度は落ちます。

アバンタイム トーンショットクリームは安定型ハイドロキノン5%配合していますが、セタルコニウムクロリドという成分とハイドロキノンを混ぜたものなので純粋なハイドロキノンの濃度は落ちます。

安定型ハイドロキノンの配合率が何%:何%なのか?は、わかりませんが、一般的には安定型ハイドロキノンの場合は、純ハイドロキノンの濃度は3分の1程度と言われています。

なのでアバンタイム トーンショットクリームの安定型ハイドロキノンを純ハイドロキノンの濃度に換算すると、約1.7%ぐらいになります。

この濃度のハイドロキノンに発がん性があるようであれば、その他の2%以上の濃度の純ハイドロキノン商品や美容皮膚科でよく処方される4%濃度のハイドロキノンはさらにその上を行くことになります。

そう考えると、アバンタイム トーンショットクリームは少なくともハイドロキノン配合化粧品の部類では安全に使用できる商品と言えるでしょう。

アバンタイム トーンショットクリームの副作用は?


アバンタイム トーンショットクリームに使われている安定型ハイドロキノンは、純ハイドロキノンよりも効果が弱い反面、副作用も出にくいとされています。

ただ、あくまでもハイドロキノンなので副作用として「光線過敏症」を起こす可能性はあります。光線過敏症は別名「日光アレルギー」とも呼ばれていて、クロモフォアという物質が原因になって引き起こされる免疫系の反応です。

なのでアバンタイム トーンショットクリームの公式サイトでも日中の使用は控えるように記載されています。

ただ光線過敏症は、アバンタイム特有の副作用ではなくハイドロキノンを配合している化粧品はほぼ全てこの副作用が発症する可能性があります。

また、ハイドロキノンは刺激の強い成分なので副作用として赤みやかぶれなどの刺激性皮膚炎を起こしやすい成分でもあります。

その刺激性を抑えるために美容成分を混ぜて安定型ハイドロキノンにしているわけなのですが、肌質によってはそれでも刺激を感じる場合があるかもしれません。

なので使用する際は事前に腕などでパッチテストをしたり、使う時もスポットでの使用に留めることをおすすめします。

アバンタイムや安定型ハイドロキノンの発がん性まとめ

アバンタイム トーンショットクリームに使われている安定型ハイドロキノンの発がん性や副作用についてまとめてみました。

ハイドロキノンに関しては、例え病院のホームページでも適当なことが書いてあるサイトも多いので注意してください。

発がん性に関しても、現在のところ分類としては人には影響ないとされているハイドロキノンですが世界的に見ても未だハッキリしていないようなので最終的には自己判断になるかと思います。

気になるけど、どうしてもハイドロキノンが使いたいという人は、アバンタイム トーンショットクリームのような安定型ハイドロキノンを使ってみてはいかがでしょうか?

市販のドラッグストアでも最近はハイドロキノン配合の化粧品が増えています。

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