漫画のサブスクがない理由@あるけど微妙で流行らないのはなぜか?

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音楽や映画・ドラマなどのコンテンツを始め、色々な分野で流行しているサブスクリプション

しかし、漫画ジャンルには人気のサブスクがない状態です。

「もし、月額料金で読み放題の漫画サブスクがあれば今すぐにでも加入するのに・・・。」

そんな歯痒い思いをしている人は多いのではないでしょうか?

念のために言っておくと、漫画のサブスクが全くないわけではありません。

しかし、現状の漫画サブスクはハッキリ言って微妙です。

①人気作品や最新作品は読み放題作品に入っていない
②人気作品はあっても途中までしか読めない

上記のどちらかに該当するサブスクサービスしかないのが流行らない理由でしょう。
この記事では、人気の漫画サブスクサービスが登場しない理由を紹介していきたいと思います。

結論から言うと、漫画のサブスクは人気作品ほど、出版社&著者にとってメリットがほとんどないからです。

漫画のサブスクサービスがない理由


まずは、これまでの歴史なども踏まえて漫画のサブスクサービスが登場しない理由をいくつか紹介したいと思います。

2016年、講談社が激怒したKindle Unlimited事件

漫画のサブスクで問題となったのがAmazonのKindle Unlimitedと講談社による事件です。

2016年にKindle Unlimitedで配信されていた講談社の1000以上の作品が突然Amazon側に配信停止されてしまった事件です。

これには、出版最大手の講談社を始め、著作者も猛反発。
講談社だけでなく小学館や光文社など他の出版社もリストから外されていましたが講談社が出版界を代表する形で抗議。

Amazonは突然の配信停止について理由を明かしていませんが、Kindle Unlimitedの利用が集中しすぎたために出版社に支払う閲覧料の予算がなくなってしまったからと言われています。

Amazon側は当初、サービス開始初年度は単品で販売した場合と同額の閲覧料を出版社に支払うという特別条件でラインナップを揃えていたそうです。

それが想定以上のダウンロードで予算オーバーしたと・・・。
まあ、そりゃそうなりますよね(笑)

この事件によって、出版社側がサブスクサービスに対する不信感を抱いたのは間違いないでしょう。

この講談社とAmazonのの衝突は、2020年には講談社の雑誌、書籍の読み放題は復活していることや、2021年頃から書籍をAmazonに直接納入する直接取引に踏み切ったことから和解が進んでいると言われています。

この一件から、書籍や雑誌と比較して漫画のサブスクがとんでもないパワーを持っているのは間違いないでしょう。

日本の出版業界はサブスクなんかやらずとも潤っている

元竹書房の竹村響さんが書いたnote「漫画村はマンガビジネスが上手くいきすぎているからこそ出てきた犯罪者なんだぞ」によると、日本の漫画ビジネスは毎年市場規模が拡大していて紙本に電子書籍が加わったことで紙だけの時よりもすでに倍以上になっているそうです。

これらの収益を全て諦めてサブスクを導入すると考えると、月1000円の会員を年間4億人集めなければいけないそうで、これは不可能ですよね。

そりゃあ出版社や著者としては、わざわざサブスクにするメリットは何一つないですよね。

Kindle Unlimitedの初期の契約のように単品販売と同様の閲覧料が入るなら、それはそれで協力しますよってスタイルになっているのでしょう。

ただそれではAmazonでもギブアップするほど、漫画の威力は凄まじいと・・・。

人気漫画のサブスクがない理由

これは個人的な憶測ですが、人気漫画のサブスクを始めてしまうと運営側がかなりのリスクを背負うことになるんだろうと思います。

だから、現状では人気作品だとそもそもサブスクをしないか、最初の数巻だけを入れて続きは購入してもらう代わりにダウンロードあたりの閲覧料を下げたりしているんだろうと。

その結果、漫画のサブスクサービスが登場しても微妙なまま流行らない原因になっているのだと思います。

理想とする漫画のサブスクは登場するのか?

出版社に縛られず、最新作や人気作品が配信される漫画のサブスクサービスは今後登場するのでしょうか?

これはいつかは誕生するような気もしますが、現時点では電子書籍も普及してきて漫画業界が一番潤っている最中だと思うので当分はできないかなと思います。

とは言え、最近では電子書籍であれば最新刊や人気作品でも、キャンペーンやポイント還元セールを利用すれば定価の半額以下で買えるような電子書籍サイトも多いのでサブスクこそないものの漫画をお得に読める環境は整ってきているとは思います。

特にebookjapanやDMMブックスは初回購入だけでなく定期的なキャンペーンやポイント還元セールでもはや定価で電子書籍を買うほうが難しいレベルですからね。

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ただ、既存のサブスクでも自分が読みたい漫画や好きなジャンルの作品があれば意外と月額料金からすれば満足できるサービスもあったりすると思います。

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